「林政ニュース」第338号
B5変型判
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-338-0 C0061
在庫あり
書店発売日 2008年04月09日
目次
【表紙】
北海道の下川町で、早生樹のヤナギを栽培し、バイオエタノールなどを生産する研究が始まっている。3月25日には、これまでの取組成果を披露するフォーラムが開催された。
【ニュース・フラッシュ】
◆緑資源機構廃止法が期限ギリギリで成立 森林総研に「森林農地整備センター」
▽センター所長は町田・前機構理事長、3部体制でスタート
◆国有林一部独法化法案の検討が本格化 新・タコ部屋設置、民主の賛成不可欠
◆木材自給率4年連続アップも全体のパイは縮小
◆立ち入りはガイド同行で、小笠原の利用ルールを決める
【緑風対談】
恒例・林野庁4月定期人事異動解説 関東・近畿中国局長、本庁三課長交代
▽両新局長は林野に馴染み、在任9か月は短い
▽林政課長は最長不倒の岡田氏から高橋氏へ
▽企画課長に牧元氏、榎本氏「もう少しやりたかった」
▽技官は局部長らに動き、5月人事もある
【木質バイオマス利用最前線】
ヤナギからバイオエタノール 栽培林業に挑む下川町
▽バイオ燃料増産へ「技術革新計画」、早生樹に熱視線
▽森林総研北海道支所とともに見本園造成・用途開発に着手
▽優良クローンの活用と植栽・収穫の機械化が不可欠
▽厄介者のタールを「バイオコーク」にして燃料化
【遠藤日雄のルポ&対論】
世界製材戦略の新拠点・中国木材鹿島工場(上)
▽メイン市場の東京・首都圏にスムーズなデリバリー
▽欧米の製材業に打ち勝てる3つのメリット
▽自動製材・自動選別……、徹底したハイテク工場
▽北米最新鋭システムの導入が国産材振興にもつながる
【地方のトピックニュース】
◆自治体独自の過疎・限界集落対策が増える 先駆けの綾部市は条例に続き専門課新設
▽島根、京都、和歌山でもポスト過疎法の検討など進む
◆岩手県が「木質ボイラー導入指針」を作成 燃料用チップ品質・規格ガイドライン案も
◆清水港から九州へ国産丸太1200m3を初出荷 モクサンが新栄合板に販売、継続取引へ
◆高知県がシカ対策を強化、「囲いわな」を導入
◆洞爺湖サミットで温暖化防止、道産材や新品種マツを活用
◆森と消費者をつなぐ「私の森.JP」がオープン
【りんせいダイアリー300秒】
◆「万葉の森」づくり植林祭に120人参加
◆森林境界の情報を積極提供、国交省も通知
◆森林組合グループ組織の新名称を募集!
◆森林浴で女性のストレス減、科学的に証明
【本の紹介】
『高尾山 森林保護員の四季』
【データ・ファイル】
林野庁関係4月人事異動一覧
【広告】
(社)全国木材組合連合会・日本林業技士会
上記内容は本書刊行時のものです。