森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第343号


B5変型判  
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-343-4 C0061
在庫あり

書店発売日 2008年06月25日

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目次

【表紙】
天皇、皇后両陛下を迎え、6月15日に「第59回全国植樹祭」が秋田県北秋田市で開催された。天皇陛下は挨拶の冒頭、前日(14日)に発生した岩手・宮城内陸地震に触れ、「一刻も早く人々の生活の平安が取り戻されることを願っております」と述べた。

【ニュース・フラッシュ】
◆温暖化に森林積極活用、政府・与党が提言 外部資金導入へ「国内森林CDM」構想も
 ▽森林吸収源のルールづくりへ、国際交渉もスタート
◆ロシア丸太輸出税は控除可能、実質外税に 今後の対応巡り北洋材関係者が意見交換
 ▽ロシア丸太輸入量400万m3、6割合板、4割製材
◆総合支援センターなど提言、山村再生研究会が報告書
 解説 数値目標なく総論止まり、注目は来年度予算要求

【緑風対談】
間伐材コピー用紙の政府調達先送り 自民党が新作業チームで本格検討へ
 ▽古紙100%コピー用紙の調達にメド、仕切り直しに
 ▽注目はモデル事業、王子製紙(株)米子工場でキックオフ
 ▽搬出経費を軽減する新規予算を来年度要求に

【遠藤日雄のルポ&対論】
大径丸太の有効活用に光明 持永木材の新工場
 ▽大径丸太のブロック化で効率製材が可能に
 ▽省力化を徹底、1人1日25~30m3の生産性
 ▽欧州モデルを日本向けに改良した「構造改革」工場
 ▽太くなるほど安くなるスギ丸太、打開策は?

【ルポ】
林業を進化させる! 変革の旗手達(素材生産編)(4)
森林施業計画の作成主体となり着実に利益還元 (有)藤原造林
 ▽まず41haで計画認定、今年4月で80haを集約化
 ▽ha10万円を4年連続戻す、平均36歳の精鋭社員7名
 ▽安定「出口」に飯島製材所、注文受け現場から直送

【地方のトピックニュース】
◆山長商店が横架材でJAS強度表示を実現 国産材で全国初、高強度スギ平角を供給
 ▽乾燥技術向上でハードルクリア、「集成材と同じ土俵で戦う」
◆長野県「森林の里親」契約が30件に広がる 大手企業が森林整備費拠出、セガも参加
◆造林事業の受け皿に「茨城県北部林業協同組合」発足
◆静岡県森連が「こだわり七福神」、高齢ムク材住宅供給
◆山形県村山地域に果樹剪定枝の発電利用協議会
◆(協)くまもと製材の大型工場が落成、本格稼働は秋
◆岩手・宮城内陸地震で林野被害、二次災害防止に全力

【グローバルウォッチ】
四川大地震の救済で伐採制を緩和――中国国家林業局
▽需給バランス崩れ、乱伐につながる懸念も

【林政ダイアリー300秒】
◆昨年は乾しいたけ減少、生しいたけは増加
◆ログ協、今年も実大実験、大臣賞2点決定
◆瑕疵保証制度を普及、機械プレカット協会

【新刊紹介】
養老孟司・立松和平・山田寿夫・天野礼子共著『21世紀を森林の時代に』
笠原義人・香田徹也・塩谷弘康共著『どうする国有林』

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日本林業土木株式会社
日本林業調査会(J-FIC)の本

上記内容は本書刊行時のものです。

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