「林政ニュース」第347号
B5変型判
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-347-2 C0061
在庫あり
書店発売日 2008年08月27日
目次
【表紙】
8月20~21日に「子ども霞ヶ関見学デー」が開催され、農林水産省には全省庁トップの延べ2,500人が来場した。8月2日に発足した福田改造改革で農林水産大臣に就任した太田誠一氏も駆けつけ、子どもたちと握手を交わすなど活発に交流した。
【ニュース・フラッシュ】
◆来年度林野予算要求4,460億円、15・7%増 国有林は8・1%増の4,861億円、新規も
◆森林整備法人債務問題、国と地方で協議 中央省庁で勉強会、10月から本格議論
▽特定調停申請した滋賀2公社の債務は県が全面引き受けへ
◆分別管理など間伐材チップの証明手法示す 意見交換会が中間まとめ、モデル地域も
◆「ムク材は4VOCゼロ」を確認、証明・表示研究会
◆国交省木造住宅市場活性化事業に31件、国産材関係多数
【緑風対談】
総評・来年度林野庁予算要求の目玉をみる 条件不利森林対策、山村再生センターなど
▽間伐・路網で25万円、境界明確化で5万円定額助成
▽3年で新たな経営モデル構築、不測の事態に赤字補填
▽国産材への転換支援、C材供給、カーボン減税など
▽センター・企業・山村の三者協定でCO2取引
▽治山は地域との協働で新規、補正予算で目玉前倒しも
【遠藤日雄のルポ&対論】
新たなビジネスモデルを探るプレカット金沢
▽軸組住宅堅調でフル稼働、受注2カ月待ち
▽ポスト北洋材で土台にヒノキも、スギ羽柄も選択肢
▽熾烈な市場競争、梁市場にスギ平角は参入できるか
▽構造計算支援、国産KD柱角の安定供給などに挑戦
【ルポ 資源危機に活路!】
チップ生産で存在感高める遠野興産(株)
▽昨年10月から需給バランス崩れ、「混乱は1~2年続く」
▽山林部を新設し素材生産に参入、ドンコロも搬出
▽「誰もやりたがらない仕事」が木材利用を底辺から支える
【地方のトピックニュース】
◆住友林業が今秋からオール国産材合板採用 床・野地用とも表層にカラマツとヒノキ
▽中国での合板製造ビジネスに進出、新会社を設立
◆徳島スギC材をMDFに活用、協議会設立 林地残材を低コスト搬出し国産材100%へ
◆森林総研に世界最大の木材引張り試験機 非等厚ラミナ集成材など新構造材料開発
◆東京ガスが木質バイオマス発電事業に参入、群馬県で
◆東京・西多摩に「四万十式作業道」初登場!
新商品 スギ間伐材を使ったUSBメモリ、特別動画入り
【りんせいダイアリー300秒】
◆松くい虫被害量が5年連続で減少
◆昨年の特用林産物総生産額は2899億円
◆幕張メッセで「国産材製品フェア」開催
◆9月26~28日東京発着「知床エコツアー」
◆9月7日に鳥取市で市民向け環境講座
【人事・消息】
(財)林業経済研究所の新所長に荒谷明日兒・前新潟大学教授
【事務所移転】
(財)林業経済研究所
NPO法人PEFCアジアプロモーションズ
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日本林業調査会(J-FIC)の本
上記内容は本書刊行時のものです。