森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第387号


24ページ 
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-387-8 C0061
在庫あり

書店発売日 2010年04月21日

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紹介

【表紙】
鳩山由紀夫首相は4月8日、「森林・林業再生プラン」に関する意見交換を行うため、農業を営む俳優の菅原文太さんら6名を総理官邸に招いた。菅原さんは、「コンクリートから人、土へ」と毛筆で手書きした紙を首相に手渡し、「森が再生すると農地にもいい影響が出る」と訴えた。出席者は、岡田秀二・岩手大学農学部教授、前田多恵子・前田林業(株)専務取締役、菅原文太・俳優、農業生産法人(株)竜土おひさまの里農園代表取締役、宮脇昭・横浜国立大学名誉教授、加賀谷廣代・コクヨファニチャー(株)マーケティング部国産材利用推進担当主任、赤池学・(株)ユニバーサルデザイン総合研究所代表取締役所長――の各氏。政府側は、鳩山首相(上段中央)のほかに、赤松広隆・農林水産大臣と小川勝也・内閣総理大臣補佐官が出席した。

【ニュース・フラッシュ】
◆森林総研は独法「事業仕分け」の候補外 農林漁業基金は政府出資金が焦点に
◆京都議定書初年度の森林吸収は3・4% 総排出量1・6%増も目標達成にメド
◆国産材中心にLVL200万m3を目指す 協会体制を強化し「普及元年」スタート
 ▽ストレストスキンパネルや外構材(仮囲い)で需要開拓
◆世界の森林減少が鈍化、中国の植林等で FAOが最新報告書、南米などは深刻
◆5月17日にシンポ「森林再生と平成検地」、緊急集会も

【緑風対談】
「再生プラン」を睨み、相次ぐ政策提言 直接支払い導入、計画制度見直しなど
 ▽林経協が事務局の検討会が15項目の提言発表
 ▽意欲と能力のある経営体には「直接支払い」を
 ▽「30の提言」に林政見直しのキーパーソン揃う
 ▽「北の森から」地方の声、政権公約の実行求める

【遠藤日雄のルポ&対論】
2×4住宅で国産材率50%へ、三菱地所ホーム
 ▽一昨年から国産材シフト、土台・大引にヒノキ
 ▽当面の目標はスタッド、ムク材利用にJASの壁
 ▽2×4認定工場はわずか2つ、国産KD製品に競争力
 ▽在来より多い木材使用量、工法の違いはファジーに

【突撃レポート】
経営多角化の雄・門脇木材、スギラミナの大量供給へ
 ▽「まわりが辞めるから」…20年で社員5名から97名の企業に
 ▽中古機械などを再利用、「困っていること」を率先解決
 ▽主力の素材生産は25人体制、社有林も1500haに
 ▽集成材メーカーの要望に応え、新・乾燥拠点整備へ

【地方のトピックニュース】
◆間伐材でビルを覆いヒートアイランド対策 産官学協議会が東京と大阪でモデル実験
◆再造林放棄解消へ、大分県森林再生機構設立 「低コスト疎植」に限定、ha5万円を助成
◆隠岐の島町にリグニン有効利用の新プラント プラスチックに代替、バイオガス製造も
◆熟練技術で作業代行「木材きざみセンター」――永山工業
◆「あおもり型県産材エコポイント」開始、家具などと交換
◆森林整備の財源に新税創設を、首長会が提言
◆木育絵本『ロボッキーと森のぼうけん』ができました!
◆名所「嵐山」の復活へ、新しい取扱方針まとまる

【りんせいダイアリー300秒】
◆5月26日に「団地法人化の提案」シンポ
◆森林セラピー基地とロードを4カ所認定
◆「なりわい創造塾」開講、第1期生を募集!
◆5月8日に「リレーフォラム in 浦安」

【新刊紹介】
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日本林業調査会(J-FIC)の本

上記内容は本書刊行時のものです。

880円
(本体価格 800円)

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