「林政ニュース」第542号
B5変型判
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-542-1 C0061
在庫あり
書店発売日 2016年10月12日
目次
【表紙】
木材を使ったニュースポーツ「クッブ」が普及してきている。10月2日には、第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」のデモンストレーションスポーツとして、岩手県住田町内の運動公園で競技会が行われた。
【ニュース・フラッシュ】
◆木材自給率が33・3%に上昇も総需要は減 発電用燃料材が急増、需要構造の変化進む
▽解説 “功労者”は燃料材、自給率5割に向けて主役の予感
◆内閣官房にCLT活用の一元窓口設置、第2回議連を開催
◆「林地台帳整備マニュアル」を全国配布、作業手順を示す
◆農林中金が1億円余を寄付、東大に「木材利用システム学」
【緑風対談】
温暖化対策税活用の3省庁連携事業が拡大 来年度要求659億円、助成先にCLT
▽税制改正大綱を受けてエネ特の木質バイオ関連予算増える
▽新たにCLTを使う建築・施工者を支援、省エネ効果測定
▽積極的に手を挙げないとカネはこない、十分な目配り必要
【連載ルポ】
スギのエキスが「食」を変える! 成分利用新時代 1
宮崎県五ヶ瀬町の高品質野菜づくりで欠かせない存在に
▽苦みがなく爽やかな甘みのピーマン、自然の肥料だから安心
▽高級スーパーが求めるミニトマトの収穫量が増え安定出荷へ
【遠藤日雄のルポ&対論】
高品質のムク材製品で需要を掴む金子製材
▽柱角1本1本にQRコードのラベル、生産履歴など明確化
▽量産から多品種少量に路線変更し、家1軒分の受注に対応
▽きめ細かな乾燥処理や修正挽きで精度を高めるのが「売り」
▽サプライチェーンマネジメントのメインプレーヤーになる
【突撃レポート】
中国地方の成長資源・シイの活用で伸びるシンラテック
▽看板商品のフローリングが好調、シイの葉まで無駄なく使う
▽2000年前のシイ・カシ林が現代に甦る、国内で稀な植生
▽事業拡張するも量産路線とは一線画し、内装材で勝負賭ける
▽チップ工場新設し広葉樹の利用強化、フランス型林業目指す
【地方のトピックニュース】
◆あわら三国バイオ協が「熱」供給の新会社 3年間の成果踏まえカンファレンス開催
▽「関西の奥座敷」が脱重油、3つの温泉旅館に木質ボイラー
◆三重県など20の自治体首長が「FSC認証材供給応援宣言」
◆木材を使うスポーツ「クッブ」がいわて国体に“デビュー”
◆智頭町+小国町で地域創生、コンソーシアムがシンポ開催
◆北海道で林業ハッカソン開催、最優秀賞は「でちゃダメよ」
【りんせいダイアリー300秒】
◆11・15に水源林造成日本一の島根でシンポ
◆宮の郷工業団地でグリーンフェスティバル
◆北海道で「森のようちえん全国フォーラム」
◆TICADで閣僚級の森林サイドイベント
【人事・消息】
治山治水協会の専務に津元氏
林野庁人事異動(10月1日付け、一部9月30日付け)
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国土防災技術株式会社
日本林業調査会(J-FIC)の本
上記内容は本書刊行時のものです。