「林政ニュース」第627号
「林政ニュース」編集部(編集)
B5変型判 24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-627-5 C0061
在庫あり
書店発売日 2020年04月22日
紹介
未曽有のコロナショックに林業界はどう対応したか?
第627号は、コロナ補正で林業・木材産業金融緊急対策/林業大学校等への給付金を5万円引き上げ/菌床しいたけの産地表示に「中国」明記/「コロナショック」にどう立ち向かっていくか/Iターン者+復活製材所を軸に再興図る下北山村/飛騨市が「広葉樹活用コンソーシアム」設立――などを掲載しています。
目次
【表紙】
岡山県の西粟倉村に建設された木造コミュニティ施設「あわくら会館」の内部、左下のシンボルマークは「山が笑う」様子を表している。
【ニュース・フラッシュ】
◆コロナ補正で林業・木材産業金融緊急対策 輸出原木保管や大径材加工機導入も支援
▽予算が成立しても執行に不透明感、テレワークも試行錯誤
◆林業大学校等への給付金を5万円引き上げ 外部評価シラバス条件、125万円に減額も
◆民法改正で創設する「管理措置請求制度」に林業者が“反対”
◆外国人の受け入れ拡大へ全木連が「技能実習部会」を新設
◆菌床しいたけの産地表示に「中国」と明記を、基準見直し
【緑風対談】
コロナ緊急事態下の補正をみる 先が見えない中で当面の対策
▽みんなが「がまん」、「国としてできるだけ支援していく」
▽実質無担保・無保証の融資拡充、新たに借り換え利子助成
▽一時保管の防腐処理費にも助成、大径原木の国内加工支援
【遠藤日雄のルポ&対論】
「コロナショック」にどう立ち向かっていくか(上)
▽消費増税の落ち込みに追い打ち、5月以降一体どうなる?
▽製品価格下落、コンテナ物流停滞、プレカットは4割減も
▽山元の丸太価格が続落、五輪延期で在庫放出、廃業を懸念
【進化する自治体】
Iターン者+復活製材所を軸に再興図る下北山村
▽自伐型林業の確立目指し人材を広く募集、プランナーも育成
▽Iターン者と地元をつなぐため役場職員が山を購入して実践
▽再稼働した製材所が順調操業、構造材・内装材に家具も生産
▽学生+村民+Iターン者のコラボで移住体験施設リニューアル
▽譲与税活用し森林経営管理制度を動かす、森林探偵など協力
【地方のトピックニュース】
◆飛騨市が「広葉樹活用コンソーシアム」設立 サプライチェーン構築、コンシェルジュも
◆機械等級JAS材を使い東松山市に「桑の木保育園」完成
◆豊田市の皆伐5ha以内ルールが運用半年、抵触案件はなし
◆林務主導で「しが自然保育認定制度」開始、特化&一般型
◆西粟倉村に木造の複合コミュニティ拠点「あわくら会館」
【りんせいダイアリー300秒】
◆異分野技術導入・実証事業への参加者募集
◆鹿児島大が「次世代林業マイスター」養成
◆資生堂がウッドチェンジ化粧品「バウム」
◆建築学会『建築雑誌』が「林業」に切り込む
【新刊紹介】
餅田治之・遠藤日雄編著『「脱・国産材産地」時代の木材産業』
林知行著『目からウロコの木のはなし』
【データ・ファイル】
都道府県林務部局(課長級以上)の4月人事異動②
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国土防災技術株式会社
著者プロフィール