「林政ニュース」第654号
「林政ニュース」編集部(編集)
B5変型判 24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-654-1 C0061
在庫あり
書店発売日 2021年06月09日
紹介
煽るのはやめよう!
第654号は、「10年間で1億本」目標に国民運動展開へ/「新しい林業」で113万円の黒字が可能/「宴」の後には暴落が待っているのか?/「秋田初の再委託先は種苗の伊東農園/渡良瀬流域構想を進めるコンチネンタルホームグループ/天川村と洞川財産区、モア・トゥリーズがキハダ植栽推進/コロナでNJ素流協の取扱量が43万m3に減少/新潟県が森林・林業基本戦略の検討に着手――などを掲載しています。
目次
【表紙】
2年ぶりとなる「第71回全国植樹祭」が5月30日に島根県大田市で開催され、天皇皇后両陛下は東京都港区の赤坂御用地からリモートで参加した。写真は、クロマツの「御収穫」として鋸を入れる天皇陛下(提供:島根県)、右上の写真は、大田市の会場で行われた記念植樹の様子(提供:林野庁林政課)。
【ニュース・フラッシュ】
◆「10年間で1億本」目標に国民運動展開へ 「脱炭素社会」実現に貢献、募金を強化
◆天皇陛下が初めてリモートで出席、1年延期の植樹祭開催
◆「新しい林業」で113万円の黒字が可能、20年度『白書』
◆DXへ一歩、デジタル技術を活用した合法確認検討会発足
◆現場のわかる流通業・物林を「共に行動する企業」に認定
◆秋田藩家老渋江政光の林業思想など4件が「林業遺産」に
試してみました 実写で現場感抜群! VR安全教育ツール
【経営管理制度を動かす!】
◆秋田初の再委託先は種苗の伊東農園、大館市で主伐・再造林
◆岡崎市ではIターン者が立ち上げた奏林舎が約23haを受託
◆白糸植物園が富士市で森林整備、社長は元東大教授の渡邊氏
【遠藤日雄のルポ&対論】
外材価格高騰と品不足にどう対応していくか(下)
▽スギ原木が30年ぶり2万円超えの中、“実需”の手応えは?
▽不安が不足感をあおる、増産できない最大要因は人手不足
▽「宴」の後には暴落が待っている、怖いのは木造住宅離れ
▽国産材はチャンスを掴めるか、ゼネコンとファンドに注目
【突撃レポート】
渡良瀬流域構想を進めるコンチネンタルホームグループ
▽地場産JAS材やCLTを適材適所で活かす大口市場事務所
▽年間約2万7千m2の原木を製品化、チップとおが粉は“小判”
▽エヌケーケーの工場で集成材化、CAD入力や端材の買取も
▽「安心と信頼の協定販売」を堅持、100haの森林取得目指す
【地方のトピックニュース】
◆天川村と洞川財産区、モア・トゥリーズがキハダ植栽推進
▽腹痛や二日酔いに利く! 和漢胃腸薬「陀羅尼助(だらにすけ)」の原料に
◆長野林大の男子寮を地元木材で建て替え、年内に完成予定
◆大型パネルの製造拠点に広がり、新潟・埼玉県で工場新設へ
▽埼玉県産スギ1等材の4面スリット柱を活用─木村木材工業
◆コロナでNJ素流協の取扱量が43万m3に減、決算は黒字
◆東信木材センターは14万m3規模に縮小も収益性を高める
◆新潟県が森林・林業基本戦略の検討に着手、来年3月策定
◆市原市が譲与税使いドローン調査、NTTドコモと協定
◆鳥取県造林公社が来年度に採用する職員(林業技師)を募集
【りんせいダイアリー300秒】
◆10月に京都で中高層木造建築国際イベント
◆「地域内エコシステム」モデル地域を募集
◆山地災害防止の標語と写真を9月まで募集
◆「森と木で拓くSDGsゾーン」出展者募集
【新刊紹介】
岩井吉彌著『山村に住む、ある森林学者が考えたこと』
【人事・消息】
全国造生協と全素協の専務理事に小山富美男氏
【お知らせ】
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