森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第661号

「林政ニュース」編集部(編集)

B5変型判  24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-661-9 C0061
在庫あり

書店発売日 2021年09月22日

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紹介

地の声を聞く!
第661号は、官民が連携し「ウッド・チェンジ協議会」発足/合板の需給がひっ迫する中で仮需の懸念も/「世界初!スギのゲノム編集技術を開発/養命酒製造の呼びかけでクロモジサミット/コロナ禍でも100%注文住宅で伸びる七呂建設/1世紀を超える広葉樹製材を柱に業容を広げる昭和木材/「矢板林業SDGs」の実現へ協定締結/人工林の若返りへ「焼畑あつみかぶ」栽培――などを掲載しています。

目次

【表紙】
良質な「あつみ杉」の産地である山形県の温海町(あつみまち)森林組合は、9月3日にスギ林の主伐跡地で山焼き作業を行った。林地を使って特産の「焼畑あつみかぶ」を栽培し、その収益を人工林の若返りに活かす循環利用システムができてきている。

【ニュース・フラッシュ】 
◆官民連携し「ウッド・チェンジ協議会」発足 民間建築物等の木造・木質化へ大同団結
商況を読む 合板の需給がひっ迫、品薄の中で仮需の懸念も
◆20年度の国有林材供給量は約1割減、コロナ禍で伐採調整
◆間伐材由来チップ利用量が3割増、コロナ禍で買い溜めも
◆「12月初旬に補正予算」、永田町ビル建て替え─治山協会
◆世界初!スギのゲノム編集技術を開発─バイオセンターなど
 ▽「CRISPR/Cas9」を適用、“針葉樹の壁”を突破
◆養命酒製造が呼びかけ「第1回クロモジサミット」を開催

【緑風対談】
要点解説・2022度林野庁予算要求(下) 非公共の目玉は「グリーン成長総合対策」
 ▽黒字になる「新しい林業」を20か所程度で実証、国有林も
 ▽協定締結者を優先採択、モノ不足対応の加工施設整備支援
 ▽1億本植樹の国民運動展開、外国人材も含め技能検定試行

【遠藤日雄のルポ&対論】
コロナ禍でも100%注文住宅で伸びる七呂建設
 ▽鹿児島県内だけで年300棟突破へ、木材製品確保に苦労
 ▽多様なニーズに応え“新たな生活様式”を実現する住宅へ
 ▽ムクのヒノキ柱など国産材利用を推進、安定調達が不可欠

【突撃レポート】
1世紀を超える広葉樹製材を柱に業容を広げる昭和木材
 ▽国内外に広がるネットワーク、年8千m3の広葉樹原木を消費
 ▽商社を介さずに“調達力”を高め、加工・保管に独自ノウハウ
 ▽15年で資源とマーケット事情が激変、プリントシートが台頭
 ▽全体がシュリンクしていっても「価値をさらに上げて生き残る」

【地方のトピックニュース】
◆「矢板林業SDGs」の実現へ協定を締結 安定需要の確保、流通透明化などで連携
◆人工林の若返りへ「焼畑あつみかぶ」栽培 温海町森組が6年連続で「火入れ」行う
◆大北森組が「北アルプス森林組合」に名称変更、事業多角化
◆国産広葉樹活用プロジェクト発足、「電子カタログ」を作成

【りんせいダイアリー300秒】
◆10・8改正木材利用促進法施行記念シンポ
◆木材産業におけるSDGs/ESG入門講座
◆10・2オンラインシンポ「森林へのまなざし」
◆木材利用拡大へインターンシップセミナー
◆10・15シンポジウム「『社会変革』と森林」
◆オイスカ「60周年記念国際シンポジウム」

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版元から一言

皆様お馴染み林業界の回覧板!

著者プロフィール

「林政ニュース」編集部(リンセイニュースヘンシュウブ)

上記内容は本書刊行時のものです。

880円
(本体価格 800円)

在庫あり

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