「林政ニュース」第668号
「林政ニュース」編集部(編集)
B5変型判 24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-668-8 C0061
在庫あり
書店発売日 2022年01月11日
紹介
虎になるのだ!
第668号は、22年度林野予算は1・6%減の2985億円/2020年度は市町村の7割が譲与税活用/「ウッドショック」を超えて 新・国産材時代を展望する/最新設備の日南町樹木育苗センターが竣工/北軽井沢で製材所が“復活”/大阪・南船場に「Time&Style」直営店オープン/山の“素材”をそのまま活かして価値を高めるトレトレ――などを掲載しています。
目次
【表紙】
小笠原諸島の世界自然遺産登録10周年を記念して行われたフォトコンテスト(環境省・林野庁・東京都・小笠原村の共催)の審査結果が昨年12月24日に発表された。874作品の応募があった中から、高橋小太郎さんの『いざ!母島へ』(左の写真、撮影地:ははじま丸船上)がグランプリ(最優秀作品)を受賞した。このほか優秀賞3作品、特別賞3作品、入選40作品を選出。今後、小笠原諸島のPRなどで活用することにしている。
【ニュース・フラッシュ】
◆22年度林野予算は1・6%減の2985億円 21年度補正予算を加えると4227億円に
◆2020年度は市町村の7割が譲与税活用 配分額倍増、基金積み立ては2割に減少
◆ITTO事務局長に初の女性、マレーシアのサックル氏を選出
▽日本の拠出でベトナムの木材消費を拡大、新機軸事業に着手
◆約1400か所の盛土に問題あり、詳細調査や応急工事へ
◆森林のCO2吸収量が誰でも計算可能に、算定方法を公表
【緑風対談】
続・22年度当初+21年度補正予算解説 公共・非公共事業の出来映えと要点
▽一昨年の21年度当初+20年度補正からは361億円ダウン
▽林野公共は直近5年間で2番目の規模、「ゼロ国債」を導入
▽非公共4・8%減の主因は義務的経費、政策的経費は確保
【新春鼎談・上】
「ウッドショック」を超えて 新・国産材時代を展望する
堀川保幸+山田壽夫+遠藤日雄
▽根本的な脅威に温暖化と気候変動、世界の木材産地に打撃
▽相場を“冷ます”天然林がなくなり人工林で競争する時代に
▽米マツ原木の輸入量は3分の1、ヨーロッパ材もコスト高
▽6か所目の国産材工場を能代市に建設、“地の利”を活かす
【伸びる!センダン①】
家具産地・大川で販売好調、行政もバックアップ
▽丸仙工業のダイニングテーブルがヒット! 手ざわりなど抜群
▽「欠点らしい欠点はない」、クリア塗装で鮮やかなオレンジに
▽自然・ナチュラル志向が追い風、国内外の2正面作戦で臨む
▽大川市長がトップセールス、市民とともに未来に向けて植樹
【地方のトピックニュース】
◆最新設備の日南町樹木育苗センターが竣工 コンテナ苗量産、24年度20万本目指す
◆「木挽ラボ」始動、北軽井沢で製材所が“復活” 針広問わず多角的に加工・販売、薪も生産
◆大阪・南船場に「Time&Style」直営店、関西初進出
◆大分県と立命館が木材利用・教育協定、木造校舎の新設へ
◆「川崎駅前優しい木のひろば」で木育コンサートなど行う
【企業探訪】
山の“素材”をそのまま活かして価値を高めるトレトレ
▽多種多様な“山の恵み”を引き出す「摘み草ブレンドティー」
▽京都老舗料理店で経験積み独立、一品料理のような茶づくり
▽ヒノキのルームミストなども展開、「欲しいものをつくる」
【りんせいダイアリー300秒】
◆電子版「木曽式伐木運材図会の解説」公開
◆今年の国土緑化・育樹運動ポスター決まる
◆国産ツキ板に絶滅危惧種を描く環境書道展
◆森林インストラクター試験に100名合格
◆1・24「もくネットちばシンポin市川」開催
【Webinarご案内】
1月24日(月)19:00~
『コモンズと地方自治』の著者と考える
森林の自治を問う:入会・財産区・コモンズ
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日本林業土木株式会社
日本林業調査会(J-FIC)の本
版元から一言
皆様お馴染み林業界の回覧板!
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