「林政ニュース」第672号
「林政ニュース」編集部(編集)
B5変型判 24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-672-5 C0061
在庫あり
書店発売日 2022年03月09日
紹介
第672号は、林産物輸出額が最高記録、促進法を改正へ/「森林×脱炭素チャレンジ2022」募集中/木造・木質化へ規制緩和も「4号特例」は縮小/“餅は餅屋”の分業体制で譲与税を活かす田辺市/東京都が新たに「木材利用ポイント事業」/「矢板SDGs」で取引価格を固定・公表へ/日本ユニシスグループが木材流通のデジタル化サービス展開――などを掲載しています。
目次
【表紙】
昨年(2021年)の木材製品不足と価格高騰(第652~654号参照)を経て、消費地で“在庫”することの重要性が高まっている。2月23日に千葉県浦安市の(株)東京中央木材市場(第636号参照)で開催された「eTREEリアルマーケット」では、普段は在庫を持たない設計士らに一枚板などを直接販売するサービスが行われた。
【ニュース・フラッシュ】
◆林産物輸出額が最高記録、促進法を改正へ 「30年までに1660億円」達成目指す
▽木材輸出振興協会などを認定して支援強化、制度資金も創設
◆持続可能な森林経営は炭素の蓄積に有効──IPCC報告書
◆企業等を表彰、「森林×脱炭素チャレンジ2022」募集中
◆林業団体トップの日本林業協会会長に元長官の島田泰助氏
◆盛土規制法案を閣議決定、国交・農林共管法でスキマ排除
◆「第20回聞き書き甲子園フォーラム」を3月20日に配信
◆3月25日に木材会館で講演会「木材セラピーを科学する」
◆内外装に埼玉県産スギのマンション─三菱地所レジデンス
◆1700万本植樹の積水ハウスに第30回「地球環境大賞」
話題を追う 木造・木質化へ規制緩和も「4号特例」は縮小
【遠藤日雄のルポ&対論】
オロチの“成功”から見通すスギ産地の将来・上
▽3シフトでフル操業、出荷量、販売額、原木消費が最高に
▽業界トップリーダー達の後押しを受け、出口づくりに挑戦
▽スギの強度バラツキに直面、含水率のランダム分布も壁に
▽管柱路線から造作材に切り替えたが“水との闘い”に苦戦
【進化する自治体】
“餅は餅屋”の分業体制で譲与税を活かす田辺市
▽譲与税配分額は全国4位、活用割合が10%から65%に急上昇
▽14名の森林局が中核、土地家屋調査士などと連携し意向調査
▽林地台帳の精度を高め、市販ソフトを使って情報力を高める
▽中長期の「森づくり構想」を策定、来年度から本格的展開へ
【地方のトピックニュース】
◆東京都が新たに「木材利用ポイント事業」 1億2千万円分交付、多摩産材に上乗せ
▽先進機械の導入や木造化施工を支援、国産材関係予算70%増
◆「矢板SDGs」に川下3社参画、取引価格を固定・公表へ
◆『もくざいのヒミツ』の絵本を200部制作し、希望者に配布
◆「海なし7県」の森林経営管理制度研修会に約250名参加
◆設計士にも一枚板を直接販売、「eTREEマーケット」開く
◆日本ユニシスグループが木材流通のデジタル化サービスを展開
◆岩大と森林総研がイノシシの出没「ハザードマップ」を作成
◆大分県森連と中金が挟間小学校にスギ本棚作成キット贈る
【りんせいダイアリー300秒】
◆森林GISフォーラムが3月4日にシンポ
◆北山林業の活性化目指しオンラインシンポ
◆熱帯早生樹のギター、ナッツ利用など紹介
◆山林会の140周年シンポは4月12日に延期
◆3月1日に「森林サービス産業フォーラム」
【人事・消息】
大型パネルのウッドステーション社長に黒岩氏
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日鉄建材株式会社/日本林業土木株式会社
日本林業調査会(J-FIC)の本
版元から一言
皆様お馴染み林業界の回覧板!
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