森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第683号

「林政ニュース」編集部(編集)

B5変型判  24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-683-1 C0061
在庫あり

書店発売日 2022年08月24日

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紹介

第683号は、来年度予算要求と今年度補正に“両睨み”で対応/「バイオ炭」のクレジット販売拡大目指す/「新しい林業」の実践へ先進モデルが出揃う/高級材と土木材を“両輪”に地域密着で伸びる寺島木材/伊万里木材コンビナートに大径木製材工場/遠野市の森林調査でバイオ燃料「サステオ」使用/「ブロックチェーン」で次世代型木材流通を目指す宮城県――などを掲載しています。

目次

【表紙】
森女ミーティングとホテル椿山荘東京(東京都文京区)は「夏の親子体験教室&ランチ 森女と学ぶSDGs~日本の森を知って、触って、作る情操教育を~」を8月11・12日に同ホテルで開催し、親子約50組が参加した。参加者は庭園や室内で森林や木材について学び、マイ箸づくりやチェーンソー体験、VR森林散策などを行い、森の恵みを使った当日限定のランチプレートも楽しんだ。担当者らは、「今後も開催したい」と話している。

【ニュース・フラッシュ】
◆来年度予算要求と今年度補正編成“両睨み” 強靭化・TPPに加えて食料安保も焦点
◆「バイオ炭」のクレジット販売拡大目指す 日本クルベジ協会が丸紅などと市場開拓
 ▽全国各地から「バイオ炭」を調達、林業分野への拡大に期待
◆2年間の検討を終え全国知事会花粉発生源対策PTが要望
◆米国企業が太陽光発電目的で133ha取得、外資の森林買収

【緑風対談】
「新しい林業」実践へ、先進モデルが出揃う デジタル化などを進め、収支をプラス転換
 ▽トップランナーを公募、審査を経て10件の取り組みを採択
 ▽ICTハーベスタなど先進マシンを導入、特定母樹も活用
 ▽「立木公売」の試行も計画、今後に向け「成功事例が欲しい」

【遠藤日雄のルポ&対論】
北米の実情を踏まえウッドショック後を見通す
 ▽カナダ産2×4材価格が2020年9月に急騰し乱高下へ
 ▽潜在するロジスティクスの問題、先買いなどが拍車をかける
 ▽欧米は国境をオープンにして経済回復へ、懸念はインフレ
 ▽輸入と国産のバランスをとり、自国の資源を有効活用する

【突撃レポート】
高級材と土木材を“両輪”に地域密着で伸びる寺島木材
 ▽約1000m3の粗挽き製品を常時保管し様々な注文に応える
 ▽一番のウリはケヤキ、飲食店のカウンターなど新用途を提案
 ▽年約600m3の土木材生産、アカマツからスギへの転換視野
 ▽木工教室を開催して周囲を巻き込み、“木を見る目”を養う

【地方のトピックニュース】
◆伊万里木材コンビナートに大径木製材工場 最大元口径70㎝まで加工、23年10月操業
◆遠野市の森林調査でバイオ燃料「サステオ」使用─アジア航測
◆「グロウアース」の生産能力が8倍に、日南町&大建工業
◆「ブロックチェーン」で次世代型木材流通目指す──宮城県
 ▽モノは流れるが「情報の壁」が存在、データの“活用”不可欠
◆ファイターズと道森連、農林中金が本のお礼に木製しおり
◆広島県産材を使ったけん玉をWC(ワールドカップ)廿日市実行員会に贈る
◆森×農×学び「おいしそうな森アグロフォレストリー」始動

【りんせいダイアリー300秒】
◆26年の「第76回全国植樹祭」は愛媛県で開催
◆4会場で「森林(もり)の仕事ガイダンス」
◆東京都が8月24~26日に「ミニモクコレ」
◆育種センターが職員募集、12月に2名採用
◆「木と合板」写真コンテスト参加作品募集
◆「第1回みえの木建築コンクール」を開催

【広告】
日本林業調査会(J-FIC)の本
第3回次世代森林産業展(FORESTRISE2022)

著者プロフィール

「林政ニュース」編集部(リンセイニュースヘンシュウブ)

上記内容は本書刊行時のものです。

880円
(本体価格 800円)

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