「林政ニュース」第692号
「林政ニュース」編集部(編集)
B5変型判 24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-692-3 C0061
在庫あり
書店発売日 2023年01月11日
紹介
第692号は、来年度林野予算は2・7%増の3057億円/24年度に譲与基準の見直しも、与党税制改正大綱/クリーンウッド法改正し川上・水際事業者に合法性確認義務付け/樹木採取区の複数・同時指定なども可能に/転換期に直面する国産材業界・新たな進路を探る/林業と狩猟を両立させて“山の恵み”を活かす中津造林/岐阜県も県産材利用促進条例を制定――などを掲載しています。
目次
【表紙】
森林の集約化を進めている岡山県西粟倉村の「百年の森林構想」が新たなステップに踏み出している。昨年(2022年)10月には同村内で「フォレスター・ギャザリング」が開かれ、現場目線で森林づくりの方向性などを検討した。
【ニュース・フラッシュ】
◆来年度林野予算3057億円、2・7%増 今年度補正を加えた総額は4218億円
▽「保安林・盛土対策室」新設、「国庫帰属制度」の窓口も設置
◆森林環境税の課税に向け譲与税の活用促進 24年度に基準の見直しも、税制改正大綱
◆クリーンウッド法改正し違法伐採対策強化 川上・水際事業者に合法性確認義務付け
◆樹木採取区の複数・同時指定なども可能に “使い勝手”を高める新たな方針を公表
◆ライブ配信で福島の森林・林業再生に向けたシンポジウムを行う
【緑風対談】
23年度当初&22年度補正予算解説(上) 総額は前年度並み、ポイントをみる
▽当初の公共は0・4%増、非公共は7・2%増だが中身は…
▽公共2634億円で目標達成も直近5年間では下から2番目
▽激化・多様化する災害に備えて、治山事業をきめ細かく拡充
【遠藤日雄の新春展望】
転換期に直面する国産材業界・新たな進路を探る(上)
▽「ウッドショック」の「終わり」と「先」が見えてきたが…
▽震源地・米国で住宅需要が急伸、「自分のところで精一杯」
▽「棚からぼた餅」で価格が暴騰、不足分を求めて産地が北上
▽国産材価格はどうなるのか? 3つのシナリオが考えられる
【突撃レポート】
林業と狩猟を両立させて“山の恵み”を活かす中津造林
▽目の前のシカ害を放置することはできない、年約8百頭を捕獲
▽猟友会に思いを伝え「捕獲班」編成、次代を担う猟師を育てる
▽ジビエ加工施設も運営し、山からもたらされる資源を最大活用
【地方のトピックニュース】
◆岐阜県も県産材利用促進条例を制定、全国で26府県に拡大
◆史跡名勝などに配慮した治山研修会を鴨川市小湊地区で行う
現場で役立つ機械 45度の急斜面でもOK!「LVシリーズ」
【現場ルポ】
「百年の森林構想」が次のステップへ、西粟倉村の挑戦
▽約2600haの森林を集約化、所有者の整備費負担はゼロ
▽多様な価値実現へ広葉樹林化を試行、率先してハードルに挑む
【りんせいダイアリー300秒】
◆今年の国土緑化・育樹運動ポスターが決定
◆森林インストラクター試験に109名合格
◆オンラインで「スマート林業成果報告会」
◆農林水産業みらい基金が林業関係2件助成
◆「人口減少とグリーン化にどう向き合うか」
【人事・消息】
国土防災技術副社長に柳田氏
しいたけ等振興議員連盟の会長に江藤拓氏
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