「林政ニュース」第709号
「林政ニュース」編集部(編集)
B5変型判 24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-709-8 C0061
在庫あり
書店発売日 2023年09月20日
紹介
第709号は、国有林の「基本計画」改定へ、債務返済計画の見直しも/「森ハブ・プラットフォーム」を新設/エネルギー向け木材チップ量が8年連続増加/山の働き手を支え続けて約半世紀・岩手県森林整備協組/鹿島市と太良町の共同事業体がSDGs事業/大東建託が「ゼロカーボンハウス青梅」建設/全苗連生産者の集いを和歌山県で初開催――などを掲載しています。
目次
【表紙】
東京都青梅市内で建設されている「ゼロカーボンハウス青梅」の見学会が9月13日に行われた。“再生エネ100%”の木造住宅としているだけでなく、使用資材の製造エネルギーなども評価して二酸化炭素(CO2)の排出ゼロを達成している。
【ニュース・フラッシュ】
◆国有林の「基本計画」改定へ、新局面に入る 債務返済額の引き上げで収入増が課題に
▽国有林材販売価格のアップが課題、債務返済計画の見直しも
◆新「森林整備保全事業計画」検討、来年春の閣議決定目指す
◆「森ハブ・プラットフォーム」新設、参画企業などを募集中!
◆エネルギー向け木材チップ量3・3%増、「間伐」由来続伸
◆森林・林業版の「地域おこし協力隊制度」活用パンフレット作成
◆10月4日「第2回森林づくり全国推進会議」&シンポジウム
◆緑の循環認証会議が10月25日に創立20周年フォーラム開催
【緑風対談】
ポイント解説・林野予算要求の重点事項・下 少花粉苗木を増産、既存事業も拡充目指す
▽林道手前の農道も一体整備、治山事業は“使い勝手”高める
▽植替支援の素材生産業者へ14万円、樹種転換にも24万円交付
▽花粉の少ない苗木の供給力アップへ、増産施設に細胞増殖も
▽「デジタル戦略拠点」に6か所追加、即戦力に月10万円支給
【遠藤日雄のルポ&対論】
林業・木材産業の“下支え役”が展望する未来・上
▽中小零細が多い林業・木材産業の信用力を補完する役割担う
▽素材生産・木材加工とも業績改善、だが利益率などは低水準
▽債務保証利用の多い地銀も環境・気候問題を重視、追い風に
【突撃レポート】
山の働き手を支え続けて約半世紀・岩手県森林整備協組
▽造林事業者の“まとめ役”として発足、福利厚生充実など担う
▽22年の共同受注額は約24億円、保険・共済に安全対策も推進
▽初心を忘れず“人に投資”、ICTを活用し生産性向上目指す
【地方のトピックニュース】
◆鹿島市と太良町の共同事業体がSDGs事業 町有林でJ-クレジット創出など目指す
◆大東建託が「ゼロカーボンハウス青梅」建設 太陽光+木質バイオで再エネ100%達成
▽省エネ基準に加え“建築物の一生”を評価するLCCMもクリア
◆映画「北の流氷」が企業協賛とふるさと納税で製作資金を募る
◆全苗連生産者の集いを和歌山県で初開催、予算確保など決議
【寄稿】
「林業」と小学校社会科の教科書について(2)
林野庁長官 青山豊久
4.復活したのは「森林の保護」だった
5.林業関係者として認識しておくべきこと
【りんせいダイアリー300秒】
◆森林総研が10・12月にオンラインシンポ開催
◆日本緑化センターが50周年記念フォーラム
◆サザエさん一家と電車に乗って植樹ツアー
◆木質バイオエネルギー協会が職員1名募集
◆住友林業&信越化学工業「耐火‐ガイナー」
◆全国9か所で鳥獣被害対策の人材育成研修
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日本林業土木株式会社
著者プロフィール