「林政ニュース」第710号
「林政ニュース」編集部(編集)
B5変型判 24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-710-4 C0061
在庫あり
書店発売日 2023年10月04日
紹介
第710号は、木材自給率が2年連続低下、22年は40・7%/ペレット自給率は3・5%に続落/北海道森林管理局長と信用基金理事が交代/「荷物(仕事)」をつくってドライバーを支える古里木材物流/福井県と飯田グループが連携推進協定締結/27年度に向け高知県が「再造林推進プラン」/丸紅・能代市・白神森林組合が森林クレジット創出プロジェクト/全国14産地の逸品が一堂に!「第58回全国漆器展」開く――などを掲載しています。
目次
【表紙】
9月14日に群馬県安中市の小根山森林公園(国有林)でICT機器を活用した森林調査に関する技術交流会が行われた。自治体や森林組合、林業事業体、国の関係者らが組織の垣根を越えて最新の知見を学び合った。
【ニュース・フラッシュ】
◆木材自給率が2年連続低下、22年は40・7% 国産材13年連続増加も、外材輸入が上回る
▽パイが縮む建築用材で国産材シェア上昇も燃料材需要は掴めず
◆ペレット自給率3・5%に続落、輸入量440万7千tに増加
◆木造建築物の耐久性評価をRC造並みに、国交省が検討開始
◆「令和2年7月豪雨」の被災地復旧、芦北地区直轄治山完了
林野庁人事解説 「既定路線」で北海道局長と基金理事が交代
【迫る「物流の2024年問題」 現場から解決策を探る(1)】
「荷物(仕事)」をつくってドライバーを支える古里木材物流
▽6か所の中間土場を拠点に月間1万m3以上の丸太を安定供給
▽全産業平均を上回る就労条件目指し、工夫を重ね収益力高める
▽バイオ発電事業にも参入、自社で“出口”を持ち雇用を安定化
【遠藤日雄のルポ&対論】
林業・木材産業の“下支え役”が展望する未来・下
▽金融関係中央7団体などに林業・木材産業の可能性を伝える
▽銀行ビジネスは厳しく競争も熾烈、健全経営が融資の大前提
▽「将来性評価」で起業などを支援、財務諸表以外で与信判断
▽どのような形態であっても持続的な経営をサポートし続ける
【地方のトピックニュース】
◆福井県と飯田グループが連携推進協定締結 「大きな林業」と「小さな林業」を推進
▽所有者と事業体が10年程度の一括契約、「自伐」の自立支援
◆27年度に向け高知県が「再造林推進プラン」 林業適地へ集中投資、「森の工場」を拡大
◆「とうきょうの木」の魅力を発信!「MOKUNAVI」開設
◆丸紅・能代市・白神森林組合が森林クレジット創出共同PJ
▽総合商社のノウハウ活かし「腰を据えて国内林業の発展目指す」
◆歩くだけで森林計測ができる「mapry LA03」本格販売
▽アプリ機能を進化させ、10月から雲南市で丸太のネット取引も
◆林業DX推進、ぐんまフォレスター連絡会が技術交流会開く
▽岩井・安中市長の要望に応え小根山森林公園(国有林)を活用
【展示会から】
全国14産地の逸品が一堂に!「第58回全国漆器展」
▽木曽漆器と香川漆器に大臣賞、“産地力”の桂宮賞に越前漆器
▽3点に初の「めしまり」賞、海外で「JAPANNEDWARE」普及
【りんせいダイアリー300秒】
◆10月1日森林総研講演会「豊かな森を築く」
◆飯能市のSGEC認証林で少花粉スギ植樹祭
◆第17回「本多静六賞」の受賞候補者募集中
◆木曽ひのきブランド材10周年シンポジウム
【お知らせ】
『林政ニュース』価格改定のお知らせ
【広告】
日本林業土木株式会社
著者プロフィール