森と木と人のつながりを考える

『「遠藤日雄のルポ&対論」大全集』の第42回をアップしました。

『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第42回「国産チップをどう活かすか―製紙業界のビジョン」(『林政ニュース』第331号(2007(平成)年12月日発行)掲載)をアップしました。
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木材自給率が20%台に回復し、「国産材復活」に手応えが感じられるようになってきた。一般製材に用いられる直材(A材)については、「新生産システム」に代表される安定供給体制づくりが進められ、短尺材・曲がり材等(B材)を合板や集成材に利用する流れも太くなってきた。残る課題は、製材廃材や林地残材などのC材(低質材)対策。そのカギを握るのが、国産チップの付加価値向上だ。そこで、日本最大の製紙会社である王子製紙(株)の神田憲二・資源戦略本部長(兼取締役)と、鹿児島大学の遠藤日雄教授に、国産チップを巡る今後の展望について語り合ってもらった。国際的な資源獲得競争が激化する中で、国産チップの将来ビジョンをどのように描くか、具体的な取組課題が示される。
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