森と木と人のつながりを考える

エネルギー向けチップ量が7年連続増加、「間伐材」由来がトップに

農林水産省が8月31日に公表した昨年(2021年)の木質バイオマスエネルギー利用動向調査結果によると、同年に使われた木材チップ量は約1,069万tで前年(2020年)を約28万t上回り、7年連続で増加した(「林政ニュース」第661号参照)。木材チップの由来別にみると、これまで最も利用量の多かった「建築資材廃棄物(解体材、廃材)」は約19万t減の約401万tにとどまり、代わって「間伐材・林地残材等」が約20万t増の約411万tに伸び、トップとなった。→詳しくは、「林政ニュース」第685号(2022年9月21日発行)でどうぞ。

★参考書籍
『木質バイオマス熱利用(温水)計画実施マニュアル 基本編』
『木質バイオマス熱利用(温水)計画実施マニュアル 実行編』

日本林業調査会
(J-FIC)の本